青空パン店でスパイシーな体験を

金曜日限定で瓢簞山に現れる青空パン販売といえばここ。瓢箪山駅から北へ徒歩9分の「社会福祉法人青山会 第二東福ポパイ」(通称ポパイ)。
生活介護支援施設のプログラムの一貫として、パンの製造販売を行っている。毎週金曜日、あんパンやクリームパンなど約10種類が施設前に並ぶ。
「平成10年の開所当時から作っています。」と施設スタッフの西澤さん。
農業やものづくりなど施設利用者に合ったプログラムが実施される中で、パン作りから販売までを担当するのは食品製造班の5名だ。
まさに作り手の顔が見える「ポパイ」で力を入れているのは2種類のカレーパン。
やや辛口の「カレンちゃんの焼きカレーパン」(120円)と、チーズ入りの「焼きチーズカレー」(150円/写真)。どちらも焼きカレーパンだ。施設の農場で採れた新鮮な玉ねぎを入れ、限定品を作ることも。

現在カレーパン会に登録している、唯一の生活介護支援施設。
地域の幼稚園への配給やイベント出展など、積極的に地域と関わっていく姿勢を見せる。
「作りやすいよう、包んで焼くものがメイン。施設利用者の刺激にもなるので、できることを少しずつやっています。販売場所を広げていくことが目標です」と意欲的だ。
作り手と買い手が直接顔を合わせる「ポパイ」の青空パンは、スパイシーな体験をもたらしてくれる。

■社会福祉法人青山会 第二東福ポパイ
住所：東大阪市旭町20-2
電話番号：072-986-8685
営業時間：(パン販売)毎週金曜日11：00〜11：45頃まで、14：45〜15：30頃まで(午後の部は売切れ次第終了)
駐車場：なし