
東大阪にゆかりのある人にカレーパンにまつわるエピソードや思い入れを聞き、カレーパン愛を深めてもらうインタビュー企画「カレーパンと私」。
第3回は東大阪出身の演歌歌手・中村美律子さん(以下敬称略)にお聞きしました。
Q.東大阪出身の中村さんですが、カレーパンの思い出はありますか?
中村 ずいぶん前になりますが「中村さん、こんなカレーパン知っていますか?」と放送局で渡されたのがラグビーボールの形をしたラグカレーパンでした。当時はラグビーのまちやからこの形なんやね…と思った程度でしたので、カレーパンのまちとして各店舗でイチ押しでされていることは存じませんでしたが。
東大阪は我がふるさとですから、河内小阪駅につくとカレーの香りがしたような気がします。
(小阪にはハウスの工場があり、周辺にはカレーの香りが漂っていたので)
それに全国的に知られている会社の本社が東大阪にあるというのも、子供心になんだか誇りに思えたものでした。
Q.東大阪のベーカリーやカレーパンで気になっているものはありますか?
中村 噂で聞いただけですが、布施にあるパン屋さんにとても刺激的な辛いカレーパン(金太郎パン/大辛口カレーフライ)があると聞いています。それを一度食べてみたいです。
Q.「カレーパンのようにホットでスパイシーな歌手人生」についてお聞きします。演歌歌手として、どんなことに情熱を燃やしていますか?
中村 浪曲師を目指していた時に歌謡界からのデビュー話があり、師匠の春野百合子から「浪曲を続けるなら歌謡界に行ってもいいよ」と許しをもらって、その後の人生が変わりました。師匠との約束を守るために『歌謡浪曲』を演じ続けています。
Q.歌手人生でピリリと刺激を受けたエピソードを教えてください。
中村 やっぱり一番刺激を受けたのは、「紅白歌合戦」への初出場だと思います。刺激どころの騒ぎじゃなかったです。結局、何をどうしたかほとんど記憶に残らないような状態で、「ザ・歌謡界」を肌で感じました。
Q.親しみやすい中村さんのお人柄ですが、ご自身をカレーパンの具材に例えるなら?
中村 隠し味のような存在になれたらいいな、と思います。たとえば「リンゴと蜂蜜」を入れているのだけれど、それがカレーを邪魔せずにうまく具材に溶け込むような…かといって「リンゴと蜂蜜」入っているんですよと、大きな声で言えるような。そんな存在を今も目指しています。
【記事に登場した店舗】
・金太郎パン https://currypan-higashiosaka.club/1149
<中村美律子さん オフィシャルブログ>
https://ameblo.jp/325nakamura/
<事務所公式X>
@golden_music77
▼第1回 カレーパンと私 花園近鉄ライナーズ
▼第2回カレーパンと私 川西賢太郎さん